恵庭市議会 > 2020-09-10 >
09月10日-01号

  • "支消"(/)
ツイート シェア
  1. 恵庭市議会 2020-09-10
    09月10日-01号


    取得元: 恵庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 2年  第3回 定例会          令和2年第3回定例会        恵 庭 市 議 会 会 議 録        第1日目(令和2年9月10日) (午前10時02分 開会) △開会宣告・開議宣告 ○伊藤雅暢議長 ただいまの出席議員21名で、定足数に達しております。 令和2年恵庭市議会第3回定例会を開会します。 ただいまから会議を開きます。 △会議録署名議員の指名について ○伊藤雅暢議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、20番前田孝雄議員、21番林謙治議員の両議員を指名いたします。 △会期の決定について ○伊藤雅暢議長 日程第2 会期の決定についてを議題とします。 日程及び会期について、事務局長より報告させます。 水内事務局長。 ◎水内事務局長 それでは、お手元に配付いたしました日程表並びに会期について御報告いたします。 まず、日程についてでありますが、本日までに提案されております案件は、諸般の報告、行政報告、教育行政報告、審査報告3件、報告2件、議案13件、認定案11件及び監査報告、陳情3件のほか、一般質問でございます。 したがいまして、日程第1から日程第26までとし、順次御審議をいただきたいと存じます。 次に、会期は、本日より10月12日までの33日間を予定しております。 なお、一般質問通告者は10名、会期中の議会運営委員会常任委員会及び特別委員会の会議の場所、時間などにつきましては、お手元に配付のとおりでございます。よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から10月12日までの33日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、会期は33日間と決定しました。 △諸般の報告 ○伊藤雅暢議長 日程第3 諸般の報告を事務局長より報告させます。 水内事務局長。 ◎水内事務局長 それでは、令和2年第2回定例会以降における諸般の報告を行います。 初めに、7月1日に東京都で実施された全国市議会議長会基地協議会第97回理事会に議長が出席しました。会議資料は配付のとおりであります。 次に、監査委員より、令和2年4月分から令和2年6月分までの例月現金出納検査の結果及び財政援助団体等監査結果が報告されております。こちらも配付しておりますので、後ほど御覧ください。 また、恵庭市長より、一般財団法人恵庭学校給食協会の経営状況を説明する書類と、一般財団法人恵庭市振興公社の決算に関する書類の提出がありましたので、併せてお手元に配付しております。 以上で、諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○伊藤雅暢議長 日程第4 行政報告を願います。 原田市長。 ◎原田市長 第3回定例会が開催されるに当たりまして、令和2年第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。 本市におきましては、5月25日の国による緊急事態宣言の解除、また、6月1日の北海道の自粛要請解除等を受け、市内小・中学校市内公共施設を順次再開いたしました。この間、新北海道スタイルの実践や3密を避けるなどの新型コロナウイルス感染症対策を継続しているところであり、市民の皆様には長期間御協力いただいたことに感謝申し上げます。 本市における感染者の発生状況についてでありますが、これまで8名の感染症患者が確認されており、7月31日を最後に新たな感染者は発生しておりませんが、今後も感染状況等を注視しながら様々な対応を図って参ります。 続いて、これまでの主な取組について申し上げます。 初めに、医療機関への支援についてでありますが、市内の医療機関における新型コロナウイルス感染症の予防と感染拡大防止対策を支援するため、市独自の制度を創出して参りました。 病院、診療所、歯科医院、薬局、助産所の101機関に対しては、医療従事者の感染防止に必要となるマスクや個人防護具等医療用物資等の購入に当たって、通常を超えるかかり増しの費用の一部として支援を行ったところであります。 また、特に救急対応に当たっている二次救急医療機関の3病院に対しては、3月1日から9月30日の間、市民の救急搬送者1名につき7,000円を増額して交付しているところであります。 今後も引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、市内の医療提供体制が維持されるよう必要な支援について検討して参ります。 次に、高齢者施設等への感染症対策についてでありますが、北海道内の高齢者施設等において新型コロナウイルスの集団感染が発生したことから、市内高齢者施設等の職員を対象として、事業種別ごと感染症対策研修会を開催いたしました。 講師は、感染症に関する専門知識を有する看護師に依頼し、感染症対策に関する正確な情報の提供に努めるとともに、研修等の密を避けるため、研修内容のリモート配信も行いました。 また、研修会で使用した感染症対策マニュアル市内高齢者施設等へ配布しております。 今後も、学識経験者事業者職員と協働し、一層の感染症予防対策を進めて参ります。 次に、ひとり親世帯臨時特別給付金についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯が、子育てに対する負担の増加や収入の減少などにより生活に困窮している状況を支援する目的で、基本給付として、対象世帯1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円を、また、追加給付として、新型コロナ感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少しているひとり親に対し、1世帯当たり5万円を8月より随時支給しております。 次に、事業者等への経済対策についてでありますが、飲食店を応援する恵庭版クラウドファンディングにつきましては、目標額を大きく上回る874万3,900円の寄附が集まり、登録事業者に対して事前に支給金が配分され、参加者は11月30日までの期間において各店舗で利用することになります。 また、事業収入に応じて20万から30万円を支給する事業継続支援金は、8月末で支給を終了いたしましたが、合計929件の支給を行い、3万円を支給する営業緊急支援金については、3月末まで事業を継続することとしており、8月末現在で888件の事業者に対し支援を行っているところであります。 えにわ商品券、えにわんチケット事業については、8月末から引換券を順次郵送しており、10月1日から利用できる予定であります。 今後も引き続き、事業者に寄り添った支援事業を継続して参ります。 以上、本市における新型コロナウイルス感染症対策の主なものでありますが、現在の日本国内の状況は、関東圏や関西圏を中心に感染が常態化しており、北海道内においても札幌市を中心に依然として感染者が発生するなど予断を許さない状況が続いております。 本市におきましても、市民の皆様の協力をいただきながら、今後も関係機関と連携し、国が示した新しい生活様式や新北海道スタイルの実践など引き続き新型コロナウイルス感染症対策に取り組んで参ります。 次に、令和2年度のふるさと納税事業の推進について申し上げます。 現在、活用しているポータルサイトについてですが、本年8月よりauPAYふるさと納税とふるなびの2者を追加して4者としたところでありますが、さらに、11月頃までに2者の追加に向けて作業を進めております。 次に、返礼品についてですが、本年は、8月末時点で6者の新規事業者の登録を行い、20商品を追加しております。 引き続き恵庭市の魅力を積極的に発信することにより、さらなる寄附金額の確保に努めて参ります。 次に、令和2年国勢調査の実施について申し上げます。 国勢調査は、統計法に基づき、国内に住む全ての人と世帯を対象とする最も重要な統計調査で、5年に一度実施しております。本年は21回目に当たり、実施100年の節目となります。 今年は、9月14日よりインターネットか調査票への記入のいずれかの方法により、10月1日基準日における状況を回答していただきます。 なお、調査結果は、国や都道府県、市町村で行う行政の基礎調査などとして利用されますことから、市民の皆様方の御協力をお願いいたします。 次に、焼却施設における塩素ガス発生事故について申し上げます。 7月6日、焼却施設の運転管理中に薬剤の誤投入により塩素ガスが発生し、施設の運転管理員が緊急搬送される事故が発生いたしました。 安全管理上の重大な事故であり、運転管理者受託者に再発防止に向けた取組を実施させるとともに、市としても事故発生時の連絡体制等について詳細なマニュアルを作成しているところであります。 今後の焼却施設の運用に当たっては、本事故案件の発生に対する十分な検証と反省の立場に立って、市民の皆様に安心していただけるよう、安全管理の確保に努めて参ります。 次に、農業振興について申し上げます。 今年の作況状況でありますが、平年比較では平均気温は上回り、日照時間と降水量は下回っておりますが、農作物の生育及び農作業も順調に進んでおります。 小麦につきましては、一部、降雨や強風により倒伏が見られたものの、収量・品質ともによく、また、作業も順調に進み、8月上旬に刈取りが終了し、9月下旬まで乾燥調製を行います。 水稲につきましては、生育も順調であり、9月下旬に収穫見込みであります。 次に、企業誘致について申し上げます。 このたび、恵庭テクノパーク工業団地内に民間企業が所有していた未利用地において、東京に本社を持つ株式会社明治が牛乳を生産する市乳新工場の建設を決定いたしました。 また、戸磯南工業団地においては、北斗市に本社を持つ佐藤木材工業株式会社が旧トライアル跡地プレカット木材製造工場の建設を決定するとともに、神奈川県横浜市に本社を持つ横浜冷凍株式会社が冷凍・冷蔵倉庫の建設を決定したところであります。 市内工業団地内での増設については、恵庭テクノパーク工業団地内の株式会社京都セミコンダクターが主に第5世代移動通信システム向けの光半導体を製造する光デバイス製造開発センターの建設を決定し、12月の完成を予定しているところであります。 既に市所有の工業団地が完売している状況から、今後も引き続き、既存工業団地内で売却意向のある未利用地を対象に誘致活動を進めていくとともに、企業からの引き合いに対し積極的な情報提供に努めて参ります。 次に、花の拠点整備事業について申し上げます。 花の拠点の供用開始についてでありますが、11月上旬にガーデンエリアの整備が完了する予定であることから、関係者をお呼びして、オープン式典を執り行い、ガーデンエリア並びにセンターハウスを供用開始いたします。 また、宿泊施設についてですが、7月30日に積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルが、花の拠点において令和4年度中に宿泊施設を開業することを正式に発表しております。 次に、全国都市緑化北海道フェアについて申し上げます。 7月に策定した基本構想を基に、北海道とともに国土交通大臣へ協議書を提出し、同意が得られましたことから、令和4年の夏の開催が正式決定いたしました。昨年から市議会をはじめ、多くの方々の御協力をいただき、招致活動を進め、準備を重ねて参りましたが、このたび、念願がかない、感謝するとともに、改めてフェアの成功を誓うものであります。 また、市民にフェアの企画段階から参画していただき、主体性を持ってフェアに参加していただく機運を醸成するため、緑化フェアサポーターズクラブを創設したほか、近隣の8市7町から成る連絡協議会及び基本計画の検討会議を開催するなど、基本計画の素案についての検討を行っております。 本年度中は、基本計画の策定及び実行委員会の立上げを目指し、令和4年6月の開催へ向け、準備を進めて参ります。 最後に、汚泥乾燥施設の稼働開始について申し上げます。 汚泥乾燥施設については、平成30年9月より工事に着手し、令和2年8月に工事が完了したことに伴い、9月1日より稼働を開始したところであります。 下水道資源の有効利用の取組として、ごみ焼却施設の排熱を利用し、汚泥の減量化と熱資源の循環を図って参ります。 以上、令和2年第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 なお、本議会に提案している議案等については、それぞれ上程の都度説明させていただきますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げ、以上とさせていただきます。ありがとうございました。 △教育行政報告伊藤雅暢議長 日程第5 教育行政報告を願います。 穂積教育長。 ◎穂積教育長 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う市内小・中学校の対応について申し上げます。 6月1日より市内全校で学校を再開いたしましたが、臨時休業が長期化したことにより不足した授業時数を補うため、夏季休業期間秋季休業期間の短縮、土曜授業の実施、さらには学校行事の精選などを行いながら、授業日を確保することとしております。 また、運動会や体育祭、修学旅行や宿泊学習などの学校行事については、児童生徒や保護者の接触や密集をさせないなどの感染症予防対策を講じるとともに、内容を工夫しながら、8月下旬より各学校で実施しております。 次に、ICT等の教育環境整備について申し上げます。 教育におけるICTを基盤とした先端技術の効果的な活用が求められており、国のGIGAスクール構想に基づき、児童生徒用1人1台パソコン端末など教育環境の整備を行うことといたしました。授業での効果的な活用を進めるとともに、臨時休業等の緊急時の活用についても検討して参ります。 また、デジタル教科書については、全小学校に主要5教科の整備が完了したところであります。 次に、学校訪問について申し上げます。 年度当初に開催した校長会議において、本年度の教育行政執行の基本方針を示したところでありますが、6月30日から7月9日までの期間に、教育委員と教育委員会事務局とが全ての小・中学校を訪問し、学校教育基本方針に基づいた各学校の取組について確認を行うなど、学校経営における課題を共有したところであります。 今後も各学校と連携しながら、教育の充実に努めて参ります。 次に、通学路の安全確保について申し上げます。 道路管理者や警察・校長会などを構成員とする恵庭市通学路安全推進会議委員により、9月4日に通学路の合同点検を実施いたしました。今後は、点検結果を踏まえて関係機関や市の担当部局と対応策等について協議し、各学校へ報告することとしております。 次に、夏季期間中における学校給食の提供について申し上げます。 7月27日から8月7日までの期間を登校日としたことに伴い、学校給食を提供することといたしました。この期間は例年夏季休業期間であり、気温や湿度が高くなる時期であることから、食中毒を防ぐ目的で通常の給食の献立ではなく、主食と温度管理が可能な温食缶で提供できる献立とし、そのほかデザート等による簡易給食の提供といたしました。 また、牛乳ではなく常温で対応できる緑茶を提供したところであります。 今後も安全で安心なおいしい給食の提供に努めて参ります。 次に、読書活動に係る研修事業について申し上げます。 7月17日に学校司書の研修会を開催し、児童生徒の調べる学習をサポートするため、テーマの設定方法やまとめ方の指導方法について学ぶ機会といたしました。 次に、読書活動の推進について申し上げます。 7月18日と24日の両日、図書館本館において、恵庭市小中学生調べる学習コンクールをバックアップする講習会を開催し、児童生徒が自ら学ぶ意欲を高める機会といたしました。 また、7月より市立図書館にタブレットやタッチディスプレイを設置し、新聞や雑誌を御覧いただけるよう、読書環境の整備を図ったところであります。 次に、郷土資料館事業について申し上げます。 郷土資料館では、7月11日から8月30日まで企画展西島松5遺跡 1,300年前、恵庭は北海道の拠点だったを、8月1日から8月27日まで戦争資料展を、8月8日から8月16日まで夏休みイベントとしてクイズ&スタンプラリーをそれぞれ開催し、多くの方々に参加をいただきました。 次に、埋蔵文化財の保護について申し上げます。 5月14日から7月22日まで、和光町4丁目のユカンボシE13遺跡において、個人住宅建設に伴う発掘調査を行い、縄文時代の竪穴住居跡1軒と土器・石器などおよそ6,000点の遺物が確認されました。 今後、整理作業を行い、本年度中に発掘調査報告書を刊行する予定であります。 以上、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 今後とも、恵庭市の教育水準向上のため一層の努力を重ねて参る所存でありますので、議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げまして、教育行政報告といたします。 以上でございます。 △審査報告第1号
    伊藤雅暢議長 日程第6 審査報告第1号厚生消防常任委員会付託案件審査報告。 陳情第4号新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書の提出を求める陳情、以上1件の報告であります。 厚生消防常任委員会委員長の報告を願います。 武藤委員長。 ◆武藤光一厚生消防常任委員長 審査報告第1号厚生消防常任委員会付託案件審査報告。 第2回定例会において付託された案件について、委員会は、審査の結果、次のとおり決定したので報告します。 令和2年9月10日。 厚生消防常任委員会委員長 武藤光一。 恵庭市議会議長 伊藤雅暢様。 1、審査の結果。 (1)陳情第4号新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書の提出を求める陳情。 本案件は、不採択とすべきものと決定したので報告します。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから委員長報告に対し質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 委員長報告は、不採択とすべきものとの報告であります。 お諮りいたします。 本案件に対しましては、討論の通告がありませんので、討論を省略して、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第4号は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定されました。 △審査報告第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第7 審査報告第2号経済建設常任委員会付託案件審査報告。 令和2年第2回定例会議案第18号恵庭市花の拠点設置条例の制定について、令和2年第3回臨時会議案第1号市道の変更について、以上2件一括の報告であります。 経済建設常任委員会委員長の報告を願います。 柏野委員長。 ◆柏野大介経済建設常任委員長 審査報告第2号経済建設常任委員会付託案件審査報告。 第2回定例会及び第3回臨時会において付託された案件について、委員会は、審査の結果、次のとおり決定したので報告いたします。 令和2年9月10日。 経済建設常任委員会委員長 柏野大介。 恵庭市議会議長 伊藤雅暢様。 1、審査の結果。 (1)令和2年第2回定例会議案第18号恵庭市花の拠点設置条例の制定について。 本案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告いたします。 なお、本議案に対し、別紙のとおり附帯決議を付すことと決定したので併せて報告します。 (2)令和2年第3回臨時会議案第1号市道の変更について。 本案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告いたします。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 委員長報告は、原案可決すべきものとの報告であります。 お諮りいたします。 本各案件に対しましては、討論の通告がありませんので、討論を省略して、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、令和2年第2回定例会議案第18号及び令和2年第3回臨時会議案第1号は、委員長報告のとおり可決されました。 △報告第1号 ○伊藤雅暢議長 日程第8 報告第1号令和2年度恵庭市健全化判断比率(令和元年度決算)についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 ただいま上程されました報告第1号令和2年度恵庭市健全化判断比率(令和元年度決算)について御説明申し上げます。 議案書1ページを御覧いただきたいと存じます。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和元年度決算に基づく、実質的な赤字や将来負担等に係る指標、いわゆる四つの健全化判断比率について議会に報告するものであります。 最初に、実質赤字比率でありますが、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は12.80%、財政再生団体となる基準は20.00%であり、当市は黒字決算となっておりますので、比率は生じておりません。 次に、連結実質赤字比率でありますが、公営事業会計を含む全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は17.80%、財政再生団体となる基準は30.00%であり、当市は黒字決算となっておりますので、この比率も生じておりません。 次に、実質公債費比率でありますが、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金標準財政規模に対する比率であり、当市の算定結果は5.0%であり、早期健全化団体となる基準が25.0%、財政再生団体となる基準が35.0%でありますので、基準内の結果となっております。 次に、将来負担比率でありますが、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、当市の算定結果は20.2%であり、早期健全化団体となる基準が350.0%でありますので、基準内の結果となっております。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の令和元年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単でございますが、御報告とさせていただきます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、質疑を終了します。 したがって、報告第1号は、これをもちまして終了します。 △報告第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第9 報告第2号令和2年度恵庭市公営企業等資金不足比率(令和元年度決算)についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 ただいま上程されました報告第2号令和2元年度恵庭市公営企業等資金不足比率(令和元年度決算)について御説明申し上げます。 議案書の3ページを御覧いただきたいと存じます。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和元年度決算に基づく、公営企業ごとの資金不足の事業規模に対する比率である資金不足比率について議会に報告するものであります。 最初に、恵庭市水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%であり、当市は資金剰余となっているため、この比率は生じておりません。 次に、恵庭市下水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%であり、当市は資金剰余となっているため、こちらの比率も生じておりません。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の令和元年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単ではございますが、御報告とさせていただきます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、質疑を終了します。 したがって、報告第2号は、これをもちまして終了します。 △議案第1号 ○伊藤雅暢議長 日程第10 議案第1号恵庭市功労者の表彰についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 ただいま上程されました議案第1号恵庭市功労者の表彰について御説明を申し上げます。 議案書5ページから7ページを御覧いただきたいと存じます。 令和2年の恵庭市功労者につきましては、鏡貢さん、大瀧美惠子さん、左川すみ子さん、只野ハナ子さん、鎗水勝隆さん、新保麗子さん、西根輝雄さん、淺川惠久子さん、松尾道義さん、村上郁夫さん、渡辺みい子さん、小山令子さん、内田信一さん、以上の13名を市政発展に御功労いただいた方として表彰申し上げたく、恵庭市功労者等表彰条例第5条の規定に基づきまして、議会の同意を賜るべく提案申し上げる次第であります。 13名の主な事績につきましては、添付しております参考資料を御覧いただきたいと存じます。 何とぞ、御審議をいただきまして、御同意賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は、原案のとおり同意されました。 △議案第2号 ○伊藤雅暢議長 日程第11 議案第2号恵庭市教育委員会委員の任命の同意についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 ただいま上程されました議案第2号恵庭市教育委員会委員の任命の同意について御説明申し上げます。 議案書11ページを御覧いただきたいと存じます。 本市の教育委員会委員であります尾形直子さんが、本年9月30日をもって任期満了を迎えることに伴い、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条の規定に基づき、尾形さんの再任について、議会の同意を賜るべく提案する次第であります。 尾形さんにおかれましては、平成20年10月から現在まで、教育委員会委員として御尽力いただいております。 経歴等につきましては、添付しております参考資料を御覧いただきたいと存じます。 尾形さんは、人格、識見ともに本市の教育委員会委員として適任と認められる方でありますので、尾形さんを委員として任命するべく、御同意を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は、原案のとおり同意されました。 △議案第3号 ○伊藤雅暢議長 日程第12 議案第3号恵庭市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営基準等に関する条例の一部改正についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 伊東子ども未来部長。 ◎伊東子ども未来部長 ただいま上程されました、議案第3号恵庭市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営基準等に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。 議案書15ページを御覧いただきたいと存じます。 このたびの改正は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布により、引用法令である子ども・子育て支援法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明を申し上げます。 議案書17ページの新旧対照表を御覧ください。 第2条でありますが、子ども・子育て支援法の改正に伴う条項のずれを改めるものであります。 ここで、議案書15ページにお戻りいただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例の施行の日を公布の日からとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。 △議案第4号及び議案第5号 ○伊藤雅暢議長 日程第13 議案第4号財産の取得について、日程第14 議案第5号財産の取得について、以上2件を一括して議題とします。 提案者の説明を願います。 広中生活環境部長。 ◎広中生活環境部長 議案第4号及び第5号財産の取得について、一括して御説明申し上げます。 議案書の19ページを御覧ください。 初めに、議案第4号は、令和2年度多目的交通車両整備事業における財産の取得であり、老朽化が進んだえにわコミュニティバス車両の更新を行うもので、平成23年3月に取得した車両1台を更新するものであります。 取得する物件は、バス1台で、契約金額は、2,316万5,990円であります。 契約の相手方は、北海道市町村備荒資金組合で、取得の目的は、えにわコミュニティバスの運行用であります。 契約方法は随意契約でありますが、北海道市町村備荒資金組合が物品を購入し、当市に有償譲渡を行う事業を利用して取得するもので、車両は北海道日野自動車株式会社から購入するものであります。 次に、21ページを御覧ください。 議案第5号は、最終処分場整備用地の取得であります。 取得する物件は、土地1筆、6万8,079平方メートルで、契約金額は、1億211万8,500円、契約の相手方は、議案書記載の法人であります。 取得の目的は、盤尻地先における最終処分場整備用地で、契約の方法は、随意契約であります。 なお、24ページに位置図を添付しておりますので、御参照ください。 以上、2件一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) 議案第4号及び議案第5号について、1点ずつ質疑をしたいと思います。 ただいま御説明では、まず財産の取得、4号のほうですけれども、備荒資金を活用して日野自動車からの購入ということでございました。この備荒資金を活用しての購入に当たっては、通常であれば、その備荒資金、市のほうで入札などの手続を取って、事業者を決定するというふうになっていると思いますが、今回、その事業者の決定の過程、選定の過程がどのように行われたのかをまず伺いたいと思います。 もう1点ですけれども、議案第5号のほうにつきまして、最終処分場の整備用地の取得ということでございました。この取得単価が幾らになっていて、その盤尻地区での過去の事例と比較をして、どのような金額になっているのか、比較の上でお示しをいただければと思います。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 答弁願います。 広中生活環境部長。 ◎広中生活環境部長 2点の御質疑だったというように思いますが、まず初めに、財産の取得、バスのほうでございます。 このバスについては、物品の調達そのものは市のほうで行うことになってございまして、そのときにどういった車両を選定するかということにつきましては、第3次恵庭市地域公共交通総合連携計画の中で、従来型のツードアタイプの車両を整備するという形になってございます。これは路線型の小型バス、乗降口が前方と中央の2か所にある路線型の小型バスを取得するということで、そういった車種の選定において、対象となる車種が1車種だったということで、契約の方法については、調達に当たっても随意契約という形になってございます。 続きまして、2点目の最終処分場整備用地に関する単価でございますが、今回の取得単価は、平米当たり1,500円となってございます。過去に最終処分場の整備用地を取得したときには、1期から2期が平米当たり1,200円、そして、3期から6期については平米当たり800円で取得しております。 以上です。 ○伊藤雅暢議長 柏野議員。 ◆15番(柏野大介議員) エコバスのほうについては、分かりました。 それで、最終処分場の用地に関しては、その過去の事例と比較すると、比較的上がっているような状況になっていると思いますが、この理由について伺いたいと思います。 ○伊藤雅暢議長 広中生活環境部長。 ◎広中生活環境部長 こういった用地の取得につきましては、単価というものは、契約をする双方が納得した価格が適正な単価ということになろうかなとは思うんですけれども、その単価が相場と比べてどうかというのは、当然我々も検討したところでございます。しかしながら、こうした盤尻の原野、それも農地ということになりますと、実際にはそうした取引がほとんどないものでございますから、実際にはどういう単価を参考にしたかと申し上げますと、焼却施設を建設するときに取得した用地の単価が1,530円から1,700円の間で取得をしております。こういったところと比較をして、この1,500円の単価というものについては、一般的に考えて妥当であるというように評価をしたところでございます。 ○伊藤雅暢議長 よろしいですか。ほかに質疑ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本各案件には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第4号及び議案第5号は、原案のとおり可決されました。 △議案第6号 ○伊藤雅暢議長 日程第15 議案第6号北海道市町村総合事務組合の規約の変更についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 北国消防長。 ◎北国消防長 ただいま上程されました、議案第6号北海道市町村総合事務組合規約の変更について御説明申し上げます。 議案書の25ページを御覧いただきたいと存じます。 北海道市町村総合事務組合は、地方自治法に基づく一部事務組合であり、非常勤消防団員などの公務上の損害補償等に関する事務を共同処理することを目的とし設立され、現在、当市を含めて152の市町村及び99の一部事務組合等により組織されております。 本案件は、当該事務組合の構成団体である札幌広域圏組合、山越郡衛生処理組合及び奈井江、浦臼町学校給食組合が脱退したことに伴い、北海道市町村総合事務組合規約別表第1及び別表第2の関係部分を変更することについて、地方自治法第286条第1項及び同法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 それでは、規約の変更内容について御説明申し上げますので、議案に添付しております参考資料27ページからの新旧対照表を御覧ください。 初めに、別表第1、石狩振興局の構成団体を12から11に改め、札幌広域圏組合を削り、同表、渡島総合振興局の構成団体を16から15に改め、山越郡衛生処理組合を削り、同表、空知総合振興局の構成団体を32から31に改め、奈井江、浦臼町学校給食組合を削るものであります。 次に、別表第2の9の項中、札幌広域圏組合、山越郡衛生処理組合及び奈井江、浦臼町学校給食組合を削るものであります。 ここで、本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による北海道知事の許可の日から施行するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 △議案第7号 ○伊藤雅暢議長 日程第16 議案第7号令和元年度恵庭市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 吉川水道部長。 ◎吉川水道部長 ただいま上程されました、議案第7号令和元年度恵庭市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 議案書の33ページを御覧いただきたいと存じます。 令和元年度恵庭市水道事業会計決算において生じました利益の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議決を求めるものであります。 剰余金の額は、2億6,107万1,690円で、処分の方法は、減債積立金の支消により生じた過年度の剰余金1億2,516万4,567円を資本金に組み入れ、当年度の純利益である剰余金1億3,590万7,123円を減債積立金に積立てするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 △議案第8号 ○伊藤雅暢議長 日程第17 議案第8号令和元年度恵庭市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題とします。 提案者の説明を願います。 吉川水道部長。 ◎吉川水道部長 ただいま上程されました、議案第8号令和元年度恵庭市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 議案書の35ページを御覧いただきたいと存じます。 令和元年度恵庭市下水道事業会計決算において生じました利益の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議決を求めるものでございます。 剰余金の額は、2億5,736万4,684円で、処分の方法は、減債積立金の支消により生じた過年度の剰余金1億5,736万3,632円を資本金に組み入れ、当年度の純利益である剰余金1億1,052円を減債積立金に積立てするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 再開を11時05分といたします。    午前10時56分 休憩    午前11時05分 再開 ○伊藤雅暢議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第9号 ○伊藤雅暢議長 日程第18 議案第9号令和2年度恵庭市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 ただいま上程されました、議案第9号令和2年度恵庭市一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 51ページの説明資料を御覧いただきたいと存じます。 最初に、総務費の会計年度任用職員管理費でありますが、保健事業と介護予防の一体的実施事業により、諸収入を398万7,000円増額し、繰越金を398万7,000円減額する財源内訳の変更を行うものであります。 同じく、総務費の公共施設等管理保全基金積立金でありますが、市有地売却収入積立について4,000万円を補正するものであります。 同じく、総務費の土地取得事業特別会計繰出金でありますが、次期最終処分場用地の先行取得に係る事業費の確定により、6万9,000円を補正するものであります。 同じく、総務費のまちづくり推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立、ふるさと納税事業経費積立及び花のまちづくり関連事業費等積立について2億1,185万4,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の過年度過誤納還付金(債権管理課)でありますが、過年度における市税等の還付により1,000万円を補正するものであります。 同じく、総務費の過年度過誤納還付金(福祉課)でありますが、令和元年度生活保護費等負担金の精算に伴う返還により1億4,419万6,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の地方創生臨時交付金事業費(保健課)でありますが、小・中学生及び妊婦に対するインフルエンザ予防接種助成事業として1,992万5,000円、新型コロナウイルスの感染拡大に対する新生児を抱える世帯に対する臨時給付金として4,240万円、合計6,232万5,000円を補正するものであります。 同じく、総務費の学校給食臨時休業対策事業費でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う令和2年度学校給食臨時休業に係る給食食材費キャンセル料の負担について50万8,000円を補正するものであります。 次に、民生費の社会福祉事業推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について248万6,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の後期高齢者医療特別会計繰出金でありますが、保健事業と介護予防の一体的実施事業により、627万8,000円を補正するものであります。 同じく、民生費の介護保険特別会計繰出金でありますが、保健事業と介護予防の一体的実施事業により、諸収入を555万1,000円増額し、繰越金を555万1,000円減額する財源内訳の変更を行うものであります。 同じく、民生費の子育て基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立及び子育て支援センター事業費積立について2,615万2,000円を補正するものであります。 次に、衛生費のスポーツ振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について83万2,000円を補正するものであります。 同じく、衛生費のリサイクル関係費でありますが、剪定枝回収モデル事業の終了に伴う剪定枝処分について404万5,000円を補正するものであります。 次に、農林水産業費の農業振興対策事業費でありますが、強い農業づくり事業補助金の要望拡大により1,421万6,000円を補正するものであります。 同じく、農林水産業費の農業振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について299万7,000円を補正するものであります。 次に、商工費の花の拠点整備事業費でありますが、起債種別の変更により、地方債を80万円増額し、基金繰入金を80万円減額する財源内訳の変更を行うものであります。 同じく、商工費の花の拠点運営事業費でありますが、公園使用料の減額により、基金繰入金を750万円増額し、公園使用料を750万円減額する財源内訳の変更を行うものであります。 次に、土木費の全国都市緑化フェア開催事業費でありますが、全国都市緑化フェア開催決定により5,899万6,000円を補正するものであります。 次に、教育費の高等学校等入学準備金基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について102万8,000円を補正するものであります。 同じく、教育費の学校管理費でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附による小学校備品の購入として75万円を補正するものであります。 同じく、教育費の学校図書館費でありますが、子どもの読書活動を支える寄附制度による小学校図書の購入として143万6,000円を補正するものであります。 同じく、教育費の恵み野旭小学校屋上防水改修事業費でありますが、起債種別の変更により、地方債を980万円増額し、繰越金を980万円減額する財源内訳の変更を行うものであります。 同じく、教育費の学校管理費でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附による中学校備品の購入として75万円を補正するものであります。 同じく、教育費の学校図書館費でありますが、子どもの読書活動を支える寄附制度による中学校図書の購入費として54万4,000円を補正するものであります。 同じく、教育費の恵み野中学校校舎・講堂石綿対策事業費でありますが、繰越明許費として執行することにより、現年度予算について3,958万4,000円を減額補正するものであります。 同じく、教育費の青少年・文化振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立について53万8,000円を補正するものであります。 次に、職員費の職員給与費でありますが、保健事業と介護予防の一体的実施事業により、諸収入を580万円増額し、繰越金を580万円減額する財源内訳の変更を行うものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、国庫支出金として153万8,000円、道支出金として1,421万6,000円、地方債として1,180万円、その他財源として2億979万円、一般財源として3億1,307万2,000円を計上しております。 ここで、37ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計5億5,041万6,000円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ367億7,787万4,000円とするものであります。 次に、39ページの第二表債務負担行為補正について御説明申し上げます。 令和2年度西島松5遺跡出土刀修復事業でありますが、助成事業の採択により、令和2年度から令和3年度まで修復事業を実施するため314万円を債務負担行為に追加するものであります。 次に、40ページの第三表地方債補正について御説明申し上げます。 全国都市緑化フェア事業債でありますが、先ほど御説明申し上げました全国都市緑化フェア開催事業費の増額に伴い、地方債を2,600万円追加するものであります。 次に、花の拠点整備事業債でありますが、先ほど御説明申し上げました花の拠点整備事業費の財源内訳変更に伴い、限度額を変更するものであり、80万円を増額し、3億6,880万円に変更するものであります。 同じく、学校教育施設整備事業債でありますが、先ほど御説明申し上げました恵み野旭小学校屋上防水改修事業費の財源内訳の変更及び恵み野中学校校舎・講堂石綿対策事業費について、繰越明許費として執行することに伴い、限度額を変更するものであり、1,500万円減額し、6,780万円に変更するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 提案説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案件は質疑を省略し、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △議案第10号 ○伊藤雅暢議長 日程第19 議案第10号令和2年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 ただいま上程されました、議案第10号令和2年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 このたびの補正につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により収入が減少した世帯を対象に実施している、国民健康保険税の減免に伴う補正予算と、令和2年2月診療分に係る保険給付費等交付金の精算に伴う補正予算を計上するものであります。 それでは、議案書57ページの説明資料を御覧いただきたいと存じます。 最初に、諸支出金の一般被保険者保険税還付金でありますが、新型コロナウイルス感染拡大による令和元年度国民健康保険税の減免に伴う還付金を493万4,000円補正するものであります。 次に、同じく諸支出金の保険給付費等交付金償還金でありますが、令和元年度北海道国民健康保険給付費等交付金普通交付金の精算に伴う返還金を6,898万1,000円補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、道支出金を同額で計上するものであります。 ここで、議案書53ページにお戻り願います。 この結果、令和2年度恵庭市国民健康保険特別会計の予算総額は、歳入歳出にそれぞれ7,391万5,000円を追加し、69億9,155万6,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 △議案第11号 ○伊藤雅暢議長 日程第20 議案第11号令和2年度恵庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 ただいま上程されました、議案第11号令和2年度恵庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 このたびの補正につきましては、令和2年3月下旬に北海道後期高齢者医療広域連合より示された高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に関する実施要領に基づき事業を行うことに関連する補正予算をするものであります。 それでは、議案書63ページの説明資料を御覧いただきたいと存じます。 1款総務費に高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業費を新設し、本事業に関連する経費627万8,000円を計上するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしましては、一般財源を同額の627万8,000円を計上するものであります。 ここで、議案書59ページにお戻り願いたいと存じます。 この結果、令和2年度恵庭市後期高齢者医療特別会計の予算総額は、歳入歳出にそれぞれ627万8,000円を追加し、10億3,867万5,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○伊藤雅暢議長 提案説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案件は質疑を省略し、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第11号は、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △議案第12号 ○伊藤雅暢議長 日程第21 議案第12号令和2年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 狩野保健福祉部長。 ◎狩野保健福祉部長 ただいま上程されました、議案第12号恵庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 議案書65ページを御覧願います。 このたびの補正は、令和元年度介護保険給付費の精算によるものでございまして、国庫支出金等の精算返還、それらを行った後の介護給付費準備基金積立金に係るものでございます。 また、介護保険料過年度納付金の還付の増によります過年度過誤納還付金の増額も併せて計上するものであります。 69ページの説明資料を御覧願いたいと存じます。 初めに、前年度繰越金から精算による返還金及び増額分の保険料還付金を差し引いた残額を介護給付費準備基金積立金として4,843万7,000円補正し、次に、諸支出金過年度過誤納還付金として130万円、同じく諸支出金のその他償還金として、令和元年度国庫支出金等の精算に伴う返還金2,256万9,000円、合計で7,230万6,000円を補正するものでございます。 これらの財源といたしまして、一般財源の繰越金7,230万6,000円を充当するものでございます。 この結果、歳入歳出予算総額50億8,294万3,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 提案説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案件は質疑を省略し、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第12号は、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △議案第13号 ○伊藤雅暢議長 日程第22 議案第13号令和2年度恵庭市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 ただいま上程されました、議案第13号令和2年度恵庭市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 77ページの説明資料を御覧いただきたいと存じます。 土地取得事業費の最終処分場用地先行取得事業費でありますが、次期最終処分場用地の先行取得に係る事業費が確定したため、1,348万円を減額補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、地方債マイナス1,350万円、その他の財源2万円を計上しております。 ここで、71ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計1,348万円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億3,948万6,000円とするものであります。 次に、73ページの第二表地方債補正について御説明申し上げます。 最終処分場用地先行取得事業債でありますが、次期最終処分場用地の先行取得に係る事業費の確定により、限度額を1億270万円に変更するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○伊藤雅暢議長 提案説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案件は質疑を省略し、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は、補正予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決定しました。 △認定案第1号から認定案第11号 ○伊藤雅暢議長 日程第23 認定案第1号令和元年度恵庭市一般会計歳入歳出決算から認定案第11号令和元年度恵庭市下水道事業会計決算まで、以上11件を一括して議題とします。 初めに、認定案第1号から第9号について、提案者の説明を願います。 横道総務部長
    横道総務部長 ただいま上程されました令和元年度の各会計歳入歳出決算認定案につきまして、公営企業会計を除く各会計の決算状況及び主要な施策の成果の概要について、一括して御説明を申し上げます。 初めに、認定案第1号恵庭市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の5ページからとなります。 単位は万単位での説明となります。 令和元年度の当初予算額は273億7,400万円でありましたが、その後、9回にわたる補正により27億514万円を増額し、繰越明許費を加えた最終予算額は315億712万円となったところであります。 以下、歳入について、予算と比較して増減が大きかった主なものについて御説明申し上げます。 6ページを御覧いただきたいと存じます。 第1款市税でありますが、決算額は82億4,957万円で、予算と比較して1億2,252万円の増収となっております。 基幹税目である個人市民税における総所得の増加や法人市民税の納税義務者が増加したことに加え、家屋の新増築による固定資産税の増加、各税目における収納率が前年度を上回ったことが大きな要因となっております。 次に、7ページに移りまして、第12款地方交付税でありますが、決算額は53億2,303万円で、予算と比較して特別交付税の増額により4,670万円増となっております。 次に、8ページに移りまして、第16款国庫支出金でありますが、決算額は53億5,617万円で、予算と比較して3億9,547万円の減収となりました。 これは、自立支援給付費の減少や土木費補助金における国庫補助対象の建設事業費の減少、教育費補助金の令和2年度への繰越しなどによるものであります。 次に、第17款道支出金でありますが、決算額は25億7,421万円で、介護サービス提供基盤等整備事業費の減少などにより、1億7,870万円の減となっております。 次に、第20款繰入金でありますが、決算額は10億7,587万円で、ふるさと納税事業費の減によりまちづくり推進基金繰入金が減少したほか、公共施設等管理保全基金繰入金の令和2年度への繰越しなどにより、1億3,812万円減となっております。 次に、9ページに移りまして、第22款諸収入でありますが、決算額は5億5,677万円で、プレミアム付商品券事業収入の減により、1億9,421万円の減収となっております。 次に、第23款市債でありますが、決算額は25億3,583万円で、予算と比較して4億7,640万円の減収となっております。 これらの要因は、繰越明許費として令和2年度に2億1,070万円を繰り越したほか、建設事業の実行ベースによる額の減少や、交付税算入のない市債発行の取りやめなどによるものであります。 続きまして、歳出決算について申し上げます。 12ページの下段を御覧いただきたいと存じます。 歳出の決算額は294億6,320万円で、執行率は93.5%、予算に比較して20億4,391万円の残、うち3億6,607万円が令和2年度への繰越明許費となっており、16億7,784万円が不用額となっております。 以下、主な内容について御説明申し上げます。 10ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、第2款総務費でありますが、決算額は28億9,942万円で、予算に比較して1億7,620万円の残、うち繰越額が5,269万円で、職員管理費やふるさと納税事業費の減が不用額の主な要因となっております。 次に、第3款民生費でありますが、決算額は100億2,283万円で、予算に比較して6億955万円の残となっており、この主なものにつきましては、生活保護法に基づく扶助費、介護サービス提供基盤等整備事業費、介護保険特別会計繰出金の減となっております。 次に、第4款衛生費でありますが、決算額は26億479万円で、予算に比較して1億1,949万円の残となっており、施設周辺地域対策事業費、ごみ収集処理関係費、予防接種事業費の減が主な要因となっております。  次に、第7款商工費でありますが、決算額は14億6,810万円となっており、予算に比較して3億3,255万円の残、うち繰越明許費が48万1,000円で、プレミアム付商品券事業費の減などにより不用額は3億3,207万円となっております。 次に、第8款土木費でありますが、決算額は27億9,412万円で、予算に比較して2億8,176万円の残、うち繰越明許が1,300万円で、不用額の主な要因につきましては、道路改良舗装補助事業費、住宅維持管理費、下水道事業費の減などとなっております。 次に、第10款教育費でありますが、決算額は20億8,694万円で、予算に比較して4億132万円の残、うち繰越明許費が2億9,989万円であり、不用額は1億142万円となっております。 不用額の主なものにつきましては、小学校防災力向上事業費、中学校防災力向上事業費の減などとなっております。 以上が、予算と比較して増減が大きかった歳入歳出予算についての概要でございます。 それでは、5ページに一度お戻りいただきたいと存じます。 令和元年度恵庭市一般会計につきまして、歳入決算額303億2,436万円、歳出決算額294億6,320万円で、形式収支8億6,115万円のうち1,255万円を繰越明許費として繰り越し、実質収支額は8億4,860万円となったところであります。 なお、実質収支額のうち2億8,645万円は、地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に積立てを行うものであります。 次に、認定案第2号恵庭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてでありますが、決算書の181ページからとなりますが、182ページの下段を御覧いただきたいと存じます。 最終予算額69億417万円に対し、歳入決算額は65億9,303万円で、主に道支出金の減により3億1,114万円の減収となっております。 次に、184ページ下段を御覧いただきたいと存じます。 歳出決算額につきましては、67億2,210万円で、1億8,206万円が不用額となっております。 一度181ページにお戻りいただき、この結果、歳入歳出差引き1億2,907万円が歳入不足となり、翌年度繰上充用金により補填したところであります。 次に、認定案第3号恵庭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の201ページからとなりますが、202ページ下段を御覧いただきたいと思います。 最終予算額9億8,920万円に対し、歳入決算額は9億7,681万円で、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金の減などにより1,239万円の減収となっております。 次に、203ページ下段を御覧いただきたいと存じます。 歳出決算額は9億5,920万円で、主に後期高齢者医療広域連合納付金の減などにより2,999万円が不用額となっております。 ここで、201ページに戻っていただき、この結果、歳入歳出差引き1,760万円となり、翌年度に生じる保険料過誤納還付金などの予算確保分として繰り越すものであります。 次に、認定案第4号恵庭市介護保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の215ページからとなりますが、217ページ下段を御覧いただきたいと存じます。 最終予算額49億8,148万円に対し、歳入決算額は45億7,694万円で、国庫支出金、道支出金、支払基金交付金のほか、一般会計繰入金の減などにより4億448万円の減収となっております。 次に、219ページ下段を御覧いただきたいと存じます。 歳出決算額は45億463万円で、主に在宅介護サービス給付費、地域密着型介護サービス給付費の減などにより4億7,679万円が不用額となっております。 215ページに戻っていただきたいと存じますが、この結果、歳入歳出差引き7,230万円となり、翌年度に生ずる介護給付費負担金等の精算に伴う返還金や介護給付費準備基金積立金などの予算確保分として繰り越すものであります。 次に、認定案第5号恵庭市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の243ページからとなりますが、244ページ下段を御覧いただきたいと存じます。 最終予算額4億2,415万円に対し、歳入決算額は3億1,803万円で、1億612万円の減収となっております。 これは、国庫支出金及び市債において8,286万円を令和2年度に繰り越したことによるものであります。 245ページ下段を御覧いただきたいと存じます。 歳出決算額は3億685万円で、2,326万円が不用額となっております。 243ページに戻っていただきたいと存じます。 この結果、歳入歳出差引き1,117万円となり、翌年度の繰越明許費繰越財源として繰り越すものであります。 次に、認定案第6号恵庭市土地取得事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の255ページからとなります。 最終予算額5,678万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の5,678万円で、歳入歳出差引きゼロ円となっております。 次に、認定案第7号恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の267ページからとなります。 最終予算額4億6,569万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の4億4,922万円で、歳入歳出差引きゼロ円となっております。 次に、認定案第8号恵庭市墓園事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の281ページからとなります。 最終予算額8,072万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の7,088万円で、歳入歳出差引きゼロ円となっております。 次に、認定案第9号恵庭市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の293ページからとなります。 最終予算額5,077万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の4,991万円で、歳入歳出の差引きゼロ円となっております。 以上が、令和元年度の公営企業会計を除く各会計の決算概要であります。 なお、提出いたしました各会計決算につきましては、監査委員の審査をいただくとともに、第5期恵庭市総合計画の施策体系に基づき、令和元年度に実施しました主な事業概要につきまして、421ページ以降に主な施策の成果報告として掲載しておりますので、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようよろしく申し上げまして、決算報告とさせていただきます。 ○伊藤雅暢議長 続いて、認定案第10号から第11号について、提案者の説明を願います。 吉川水道部長。 ◎吉川水道部長 ただいま上程されました、令和元年度公営企業の決算認定案につきまして、一括して御説明申し上げます。 初めに、認定案第10号令和元年度恵庭市水道事業会計決算について申し上げます。 決算書の321ページからとなりますが、令和元年度の概況により御説明申し上げますので、346ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、業務の状況についてでありますが、年度末の給水人口及び給水件数は若干増加しております。また、有収水量につきましても614万6,000立方メートルで、前年度に比べ、3万5,000立方メートルと僅かではありますが、増加しているところであります。 続きまして、財務の状況についてでありますが、収益的収支につきましては、水道事業収入の根幹である給水収益が13億5,780万7,000円と、前年度に比べ980万9,000円の増収となったことや、営業費用である委託料の圧縮等により、当年度純利益は1億3,590万7,000円となり、3期連続の黒字計上となったところでございます。 続きまして、資本的収支につきましては、資本的収入額1億5,390万円に対し、水道施設整備費や企業債償還金などによる資本的支出額は5億7,692万5,000円となり、収支差額は4億2,302万5,000円の不足となりましたが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と減債積立金処分額、過年度分損益勘定留保資金により補填をしております。 次に、認定案第11号令和元年度恵庭市下水道事業会計決算につきまして申し上げます。 決算書の367ページからになりますが、令和元年度の概況により御説明申し上げますので、400ページを御覧いただきたいと存じます。 初めに、業務の状況についてでありますが、令和元年度の総処理水量は1,076万9,000立方メートルで、前年度に比べ61万1,000立方メートルの減となりました。また、有収水量につきましても771万1,000立方メートルと、前年度に比べ15万7,000立方メートルと僅かに減少したところであります。 続きまして、財務の状況についてでありますが、収益的収支につきましては、下水道事業収入の根幹である下水道使用料が10億1,675万4,000円と、前年度に比べ2,156万円の減収のほか、他会計補助金と他会計負担金の減収などにより、当年度純利益は1億1,000円と、前年度に比べ5,736万3,000円の減益となったところでございます。 続きましては、資本的収支につきましては、資本的収入額12億4,255万3,000円に対し、建設改良費や企業債償還金などによる資本的支出額は21億4,769万2,000円となり、収支差額は9億513万9,000円の不足となりました。消費税及び地方消費税資本的収支調整額と減債積立金処分額、過年度分損益勘定留保資金により補填をしております。 以上、令和元年度公営企業会計の決算概要を簡単に御説明申し上げましたが、御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 △決算審査報告 ○伊藤雅暢議長 次に、監査委員の決算審査報告を願います。 北林監査委員。 ◎北林監査委員 それでは、令和元年度の決算等審査結果について御報告申し上げます。 審査の方法、決算の概要につきましては、各会計などにおける決算等審査意見書を配付いたしておりますので、計数等は省略させていただきます。 初めに、決算審査についてでありますが、地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定に基づき市長から監査委員に付されたもので、恵庭市監査基準に基づき、7月1日から8月31日の間に実施したところであります。 最初に、一般会計及び特別会計の決算並びに基金の運用状況について申し上げます。 各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠して作成されており、その決算計数の整理や、予算執行については、おおむね適正に処理されていると認められたところであります。 基金の運用状況につきましては、それぞれ基金の目的に沿って運用されていることが認められたところであり、基金管理に係る台帳等の整備は、おおむね適切に整備されていると認められたところであります。 次に、決算の状況についてでありますが、一般会計及び七つの特別会計の実質収支は黒字決算であり、国民健康保険特別会計のみが赤字決算となっております。 また、単年度収支につきましては、介護保険特別会計と駐車場事業特別会計がマイナスとなっております。 次に、一般会計の決算内容についてでありますが、歳入では、前年度と比較して、市税、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、道支出金、寄附金等が増収となり、地方消費税交付金、国有提供施設等所在市町村助成交付金、財産収入等が減収となっております。 歳出では、款別で、総務費、民生費、農林水産費、商工費、教育費等が増加し、衛生費、消防費、災害復旧費等が減少となっております。 歳入歳出の差引きでは、実質収支で黒字を維持しておりますが、市の財政状況を示す経常収支比率においては、前年度と比較し93.2%と1.6ポイント下がっているものの、前年度の地方交付税錯誤に伴う精算の特別要因を除いたリストの比較では、逆に0.3ポイント上がっており、財政の弾力性が低くなってきている状況であります。 また、地方交付税措置のない起債の発行を抑制しながら財政運営を図られた一方で、全体の財源対策として財政調整基金が取崩しされるなど、徐々に厳しい財政状況となってきております。 次に、特別会計についてでありますが、実質収支が唯一赤字決算となりました国民健康保険特別会計につきましては、単年度では黒字決算となったものの、累積赤字が解消されておらず、翌年度からの繰上充用で対応したところであります。 今後とも厳しい財政状況下ではありますが、保険加入者の理解と協力を求めながら、各種健診率の向上や、健康づくり事業の連携促進などによる医療費の抑制、着実な税収の確保に努め、赤字解消に向けた特段の努力により、財政基盤の確立が促進されるよう望むものであります。 次に、基金についてでありますが、引き続き、まちづくり推進基金をはじめ、それぞれの基金において有効に活用され、寄附者の意向を反映させるとともに、財源対策の点でも推進が図られたところであります。 今後とも、特定の施策や新たな行政課題を推進する上で、財源確保の点から基金の運用は重要であり、恵庭の魅力発信や基金を活用したまちづくりの周知等により、ふるさと納税及び企業版ふるさと納税を推進し、財源及び積立金の確保に努められますよう望むものであります。 次に、債権管理についてでありますが、債権管理部署を中心とした組織的な取組や職員の努力により、前年度と比較して不納欠損額及び収入未済額が減少するとともに、収納率では、ほとんどの債権で上昇しており、適切な債権管理に対し高く評価するところであります。 しかしながら、税収そのものは増収となったものの、新型コロナウイルス感染の影響により先行き不透明な中で、税収の確保について、引き続き努力が求められるところであります。 債権管理に対する職員の意識では、以前よりは改善されてきておりますが、依然として不適正な事務処理により債権確保がなされなかった事案が発生するなど、さらなる各種制度の理解徹底、組織的な情報共有と連携が図られ、債権管理条例に基づき債権の適切な管理に向けた一層の努力を望むものであります。 続きまして、水道事業会計及び下水道事業会計の決算について申し上げます。 地方公営企業法第30条第2項の規定による決算審査は、両会計ともに去る7月1日から8月31日までの間に実施いたしました。決算書、証拠書類、事業報告書及び附属関係書類は関係法令に準拠して作成されており、経営成績及び財政状況も適正に表示されていることが認められたところであります。また、決算計数は関係諸帳簿とも符合し正確であり、予算執行については、おおむね適正に執行されていると認められたところであります。 なお、水道料金及び下水道使用料につきましては、昨年度に引き続き、一部賦課誤りが明らかになったところであり、適正な事業執行と再発防止に向けた対策について徹底されるよう求めるものであります。 水道事業の決算収支につきましては、給水収益の増収の一方で、減価償却費、資産減耗費が増加となりましたが、営業費用の圧縮などにより、前年度に引き続き黒字決算となっております。 しかしながら、今後におきましては、企業誘致や新型コロナウイルス感染症に対する新しい生活様式などにより、給水増が見込まれる一方で、人口減少等により大幅な給水収益の伸びは期待できないと予想され、老朽施設の更新や再構築、耐震化への対応などにより、厳しい経営状況が考えられます。このことから、引き続き経費の圧縮や収納対策の推進などにより、安全安心な給水の推進とサービスの充実など、信頼される経営に取り組まれますよう望むものであります。 下水道事業の決算収支につきましては、引き続き黒字決算を維持しておりますが、下水道使用料の減少などにより純利益は減益となっており、経費回収率は前年度に引き続き100%を割っております。 また、汚泥乾燥施設整備の完了により経費の抑制が図られる一方で、施設の更新や分流化、耐震化への対応などを踏まえると、厳しい経営状況が考えられます。 このことから、下水道資源の有効利用、経費の圧縮、下水道使用料の確保などに努めながら、財政運営と経営基盤の強化を図られますとともに、市民の快適で安全な生活環境の向上と健全経営に努められるよう望むものであります。 次に、健全化判断比率について申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付されました健全化判断比率の審査は、8月1日から8月31日の間に実施したところであります。 本市の健全化判断比率でありますが、実質収支並びに連結実質収支ともに黒字決算により、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は生じておりません。 実質公債費比率については、前年度と同じ5.0%、将来負担比率は前年度比7.8%減の20.2%となっております。 いずれも、早期健全化基準を満たし、各計数において健全な財政運営の努力が認められるところであります。 また、水道事業、下水道事業会計資金不足比率についても、ともに黒字決算であり、資金の不足は生じていないことから、健全経営を行っているものと認められたところであります。 現在、恵庭市では、焼却施設の本格稼働が開始されたところであり、花の拠点整備事業では令和2年度中に工事が完了し、施設の運用が開始される予定であることから、それぞれの維持管理コストが大きく見込まれているところであります。 さらに、島松駅周辺整備の事業推進や、今後計画されている市営住宅柏陽・恵央団地建替事業、会計年度任用職員への移行や、職員の平均年齢上昇による人件費の増加など、さらなる財政負担が見込まれており、今後も少子高齢化への進展による医療費や介護等の扶助費の増加、新型コロナウイルス感染症拡大による経済への影響や、人口減少に伴う税収の減少などにより、財政状況も一段と厳しさが予想されるところであります。 このことから、感染症への対応も踏まえた持続可能なまちづくりを進めていくためには、職員一人一人のコスト意識を高め、一層の経常経費や事業の見直し、自主財源の確保等により、経常収支の改善に努められるよう望むものであります。 また、投資した事業の施設については、市民福祉の向上と経済効果を踏まえた最大限の活用を図るとともに、さらなる民間活力の導入や、公共施設等総合管理計画の推進、新しい生活様式も踏まえたAIやICTの活用、RPAの推進などにより、一層の効率的・効果的な行財政運営が求められるところであります。 今後とも、第5期恵庭市総合計画や恵庭市総合戦略に基づき、社会情勢の変化を踏まえた計画の進め方の精査を図るとともに、計画実施と連動した財政基盤の強化を進められ、恵庭市の将来都市像の実現に向けたまちづくりについて、一層の努力を期待するものであります。 以上、令和元年度の決算審査報告とさせていただきます。 ○伊藤雅暢議長 提案説明及び報告が終わりました。 △決算審査特別委員会の設置について ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 本認定案11件は質疑を省略し、決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、本認定案11件は、決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定しました。 △決算審査特別委員会委員の選任について ○伊藤雅暢議長 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。 したがって、委員は、議長及び監査委員を除く19名の議員を指名したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、決算審査特別委員会の委員には、議長及び監査委員を除く19名の議員を選任することに決定しました。 △陳情第5号から陳情第7号 ○伊藤雅暢議長 日程第24 陳情第5号国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める陳情書、陳情第6号特別定額給付金に係る死亡世帯主の取り扱いに関する意見書の提出を求める陳情書、陳情第7号北海道への核のごみ持ち込みに反対する決議を求める陳情書、以上3件を一括して議題とします。 お諮りいたします。 本各案件は、日程表に付記のとおり、それぞれ各常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤雅暢議長 御異議なしと認めます。 したがって、陳情第5号、陳情第6号、陳情第7号は、各常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △散会宣言 ○伊藤雅暢議長 本日の会議はこれをもちまして散会いたします。 お疲れさまでした。       (午後 0時03分 散会)...